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『ikanika MUSIC SEASONING vol.6』web report 2

では、part2です。

20
Ngiculela - Es Una Historia - I Am Singing/Stevie Wonder
さて、後半戦20位から1位までを行きます。
まずは、これ「The Key Of Life」から。本当に有名ですが、
昔からビッグネームを避けがちな人生を送ってきたので聴いてなかったんですが、
改めて聴くと、やっぱりいいんだなと。
「Stevie Wonder Songs In The Key Of Life」は2枚組のアルバムで、
2枚目の中から聴いてみましょう。
気持ち良いですね。最後はI Am Singingと英語なんですけど、
最初はズールー語から始まり、途中でスペイン語。
タイトルもNgiculelaというズールー語、 Es Una Historia 、 I Am Singing。
全部I Am Singingという意味ですけど。
気持ちが上向きになる曲で、すごく好きなのでカフェでもときどきかけます。
アルバム自体は1976年とかなり経ちますが、
2枚組のどの曲もうまく出来ている名盤です。

19
Shades Of Jade/Marc Johnson
また暗いのが出てきます。ECMの流れです。
さっきエンリコ・ピエラヌンツィのときに
僕がマーク・ジョンソン物を探してここに来ましたと言いましたが、
そのマーク・ジョンソンの作品です。
「Shades Of Jade(ひすいの影)」というタイトルで、
そのタイトル曲を、ずっと聴くとどんよりしてしまうので、
触りだけを聴きます。
はい。この演奏が8分ほど続きます。
聴くロケーションというか精神状態を選びますが、
ものすごく良く出来たアルバムではあるので、好きでよく聴きます。
マーク・ジョンソンは何枚もアルバムを出していて、
こういうのとは全く違うテイストのものもある、幅広い人です。
白人の、50代くらいのベーシストです。

18
After The Fact/John Scofield
今の、マーク・ジョンソンの「Shades Of Jade」で
ふわっとギターが聞こえてきたと思うのですが、そのギターを弾いている、
本当に有名なギタリストでジョン・スコフィールド。通称ジョンスコと呼ばれています。
パット・メセニーがメジャーですけど、メセニーとはれるくらいの力量と存在感があります。
ただ、やっていることが難解なので、
一般的にはパット・メセニーまでは浸透していないんですが、すごい作品なので。
これは96年の作品です。ほぼ9割がた、ジョンスコはエレキを弾くんですけど、
これはガットギターなんです。エレキを弾くと、
もっとうねうねしていて難解なんですけど、このアルバムは、
タイトルが「Quiet」というくらいなので、彼の中ではQuietな作品だと思います。
それでも、ところどころ展開が不思議で、編成も変わっていて、
後ろでホーンセクションが鳴っているんですが、
いわゆるサックスとかが入っていないホーンセクションの演奏でアレンジをしていて。
全編、ホーンの効いたアレンジが施されていて、
すごくよく出来た作品です。ジョンスコは量産していて、
アルバムもいっぱいありますし、テイストもいろいろありますが、
これはその中でも物静かなテイストですね。

17
Monica/Dino Saluzzi/Palle Danielsson/Jose Maria Saluzzi
皆さん、なかなか耳にする機会もないだろうバンドネオンの作品で、
ディノ・サルーシという太っちょのおじさんが弾いている楽曲です。
バンドネオンは鳴ったとたん世界がかわるというか、
音色に異国感があって、ときどき好んで聴いています。
またベースの話になりますが、ベースを弾いているのはパレ・ダニエルソン。
若い頃はキース・ジャレットと弾いていた人です。
あと、ディノ・サルーシの息子にあたる人が
ギターを弾いているという作品で「Monica」という曲。
ディノ・サルーシは重鎮で、いっぱい作品が出ているので選ぶのが大変。
割と最近の物から選んでいます。
これから出て来る作品でも間奏だけ弾いてたりします。
フットワークの軽いおじさんです。

16
Barracudas (General Assembly)/Wayne Shorter
このへんにくると、毎回「素晴らしいですね」しか言わないので申し訳ないんですが。
ブルーノートのジャズの中からウェイン・ショーター。
今、カフェに「JUJU」というアルバムを飾っていますが、
このジャケットのデザインが好きで、ときどきかけています。
JUJUというシンガーがいますが、JUJUさんはこのアルバムが好きでJUJUと名付けたみたいです。
「JUJU」に先立って出たのが、この「Et Cetera」。1965年です。
非常にエキサイティングな演奏ではあるんですが、
なんかこう、常に聴いててもいいなって。
本当にブルーノートのお手本的な、こっちでドラム、こっちでサックスという、
思いっきりセパレートしてます。
ウェイン・ショーターは今年80歳で5月に来日していました。
ジョンスコやジョニ・ミッチェル、スティーリー・ダンの「Gaucho」にも参加しています。
いっぱいアルバムが出ていて揃えるだけでも大変ですが、
おすすめしたい一枚がこれです。
「JUJU」でもいいですが、メンバーが違うので、
サウンドの雰囲気が結構かわります。

15
This Must Be Paradise/Michael Franks
マイケル・フランクスは「Bittersweet Autumn Night」のときに一度選曲しましたが、
違うアルバムからになります。アントニオ・カルロス・ジョビンの
トリビュート的な作品ではあるんですが、曲はオリジナルです。
AORの系列に入るんですが、中性的で優しい歌声を聴けるのがマイケル・フランクスです。
イントロが流れた瞬間に「あ、いいね」っていう感じです。
これはラッセル・フェランテら、イエロージャケッツという
フュージョングループのメンバーが全部演奏していて、
そこにストリングスとホーンセクションが入っている。素晴らしい。
95年の作品です。マイケル・フランクスもいっぱい山ほどありすぎて、
買い出したらきりがありません。

14
Nalesonko/Ballake Sissoko
これもあまり耳にしたことがないと思います。
前に違うアルバムから1曲紹介したんですが、
バラケ・シソコという南アフリカのアーティストで、
コラというアフリカのハープみたいな楽器の奏者の第一人者。
一昨年ぐらいの作品です。これもアフリカ語で読めないのですが、
5曲目を聴いてください。これはコラをソロで弾いた作品ですが、
アコースティックギターと絡んでみたり、いくつかのバリエーションが入っています。
前回ご紹介したのはコラとチェロで、
ちょっとクラシカルなアプローチですけど。
ときどきこの音色が聴きたくなります。

13
Fall/Ketil Bjornstad
こちらも、ものすごくたくさんの方にご紹介している
「Night Song」というアルバムから。ケテル・ビヨルンスタというピアノとチェロ奏者の作品。
3年くらい前に買って、カフェでかけると必ず反響のある物のひとつです。
本当に美しい作品。ECMレーベル。全編に渡ってこんな雰囲気なので、
これでいいと思ったらアルバムを買って間違いないです。
1曲だけいいというアルバムとは違って、
全編こんなふうなので。ジャケットの鳥たちもいいですね。

12
Diana/Jim Beard
これも割とマイナーな作品で、2008年に出たジム・べアードというピアニスト、
鍵盤奏者のアルバムです。国内販売されないまま終わっていて、
輸入盤のCDしか出てません。高かったんですけど。
なんだろ、ジャズではあるんですが。ちょっと聴いてみましょう。
結構長くて8分くらいあります。メトロポリタンオーケストラというオーケストラと共演、
アレンジをヴィンス・メンドーサというハリウッド映画でも活躍している人が
スコアリングしています。曲はジム・べアードのものなんですが。
元々の曲はジム・べアードがデビューしたときのアルバムにも入っているんですが、
全く違うアプローチでアレンジされていて、こちらとは全然比べものにならないんですが。
全編ものすごく聴きごたえのあるアルバムなので、
なぜ国内発売してないのかなという感じです。
全編を通して本当に素晴らしい。たぶん輸入盤だったら手に入ります。

11
Healing The Wounds/The Crusaders
11位はザ・クルセイダーズ。70年代に活躍したバンドですが、
その再結成版が1991年に出ていて、ま、聴いてみますかね。
聴く曲は「Healing The Wounds(傷を癒す)」です。
ザ・クルセイダーズはジョー・サンプルのピアノと
ウェルトン・フェルダーのテナーサックスを中心に結成されているバンド。
このアルバムはマーカス・ミラーがベースを演奏しつつプロデュースした一枚。
マーカスはさっき聴いた「Maxine」もそうです。
マーカスが大好きなので、マーカス物があるかと思いきや、
珍しくこの一枚だけでしたね……。
もしかしたら後半に出てくるかもしれませんが。
良質なインスト作品です。

10
Everything Happens To Me/Chet Baker
残り10枚まできました。
第10位はこちら、チェット・ベイカーのボーカルアルバム。
チェット・ベイカーはトランペッターですが、歌も歌っていました。
大好きなので、もう何千回聴いてるかなあ。「Everything Happens To Me」。
まあ、こんな感じで、お酒が欲しくなる感じ。
ジャケの設定が何に座ってるんだかわからないんですけど。
スタンダードな曲です。録音が1968年で、
さっき紹介したキース・ジャレットのアルバム「ラストダンス」でも
この曲が演奏されているので聴き比べても。
ボーカルアルバムで有名な物に「チェット・ベイカー・シングス」がありますが、
僕はこっちのほうが好きで、メジャーを避ける傾向がここにも出ています。

9
Hi-Lili, Hi-Lo/Rickie Lee Jones
9位は、カフェで頻繁にかかっているリッキー・リー・ジョーンズの「Pop Pop」。
カフェでアルバム一枚をかけっぱなしにしてOKな物はなかなかないんですが、
これに関してはアルバム全編に渡ってかけられるくらい統一感があって大好きです。
3曲目の「Hi-Lili, Hi-Lo」を聴きます。これも映画音楽ですね。
ベースは何を隠そうチャーリー・ヘイデンです。
今まさに聞こえているのは、17位「Monica」で出てきたDino Saluzzi。
だから、好きじゃないわけがないというぐらい上手く作られていて、
ドツボにはまって延々と聴いています。91年の作品。
ジャケットはこんなにポップなのに、中身はこんな感じ。
リッキー・リー・ジョーンズはアメリカのシンガーソングライターで、
とても美しい女性です。デビューアルバムでは煙草を加えています。
今ではNGですが。すごく可愛らしい方ですね。


8
Horizonte/Eliane Elias
8位は1回目のときに選んでいるイリアーヌ・イリアスというブラジル系のピアニスト。
美形ですが、ちゃんとピアノも弾いています。さんざん聴いている「Horizonte」を。
久々にミュージシャンを見たら、ドラムはピーター・アースキン、
ベースはマーク・ジョンソン、プロデュースはジム・べアード。すごいですね。
ギターはジョン・ヘリントン。イリアーヌは、今はマーク・ジョンソンの奥さんですが、
その前はジョン・スコフィールドのホーンセクションでトランペットを吹いている
ランディー・ブレッカーの奥さんでした。男女関係が入り乱れてますね。
写真を見ればそうですが、それくらいお美しい。
ミュージシャンは黙っていない。でも、それぞれと組んで、
いい作品を残しているので、僕はいいんじゃないかと思います。
マーク・ジョンソンとイリアーヌのWネームで数年前にアルバムを出していて、
ランディー・ブレッカーの心境はいかにという感じもしますが。

7
The Road Less Traveled/Joe Sample
さっき、ザ・クルセイダーズで出てきたジョー・サンプルのソロアルバムです。
これもアルバム全部でいけちゃうかなっていう質感の作品です。すごいいい音ですね。
マーカス・ミラーがベースで弾いています。1回目でご紹介したときにも話したんですが、
プロデューサーのトミー・リピューマがプロデュースして、
アル・シュミットがエンジニアをしている、ゴールデンコンビ。
実はこのあとも、このコンビが出てきます。
この時代のプロデューサーとエンジニアのコンビとしては、
もう鉄壁という作品に仕上がっています。一時期は廃盤で入手できなかったんですが、
ワーナーさんから1000円均一で再発売しています。
この前のアルバム「spellbound」のほうが売れていて、
「Ashes To Ashes」は隠れた名盤と言われています。
まあ、隠れ名盤から選んでしまう性です。

6
Fuiste Tu/Charlie Haden
実はチャーリー・ヘイデンを選んでました。
トップ10はイベントの告知をした頃から決めてはいたので、
亡くなる云々ではなかったんですが。
「Land Of The Sun」はキューバのピアニスト、ゴンサロ・ルバルカバを迎えて、
キューバではスタンダードな曲を演奏しています。
1曲目は英語でいうと、「It Was You」。
キューバの作品はものすごくロマンチックなメロディーが多くて、
アルバム全体を通して、こういう雰囲気です。
今までのイベントで、どうして選曲してなかったかと
不思議なくらい完成度が高い作品で、大好きなアルバムです。

5
Clouds/Enrico Pieranunzi & Marc Johnson
さっきも出た、ピエラヌンツィの作品です。
これはマーク・ジョンソンと二人でやっているデュオの作品で、
なんかこれが好きで、2分しかない曲なんですけど、
割ととかではなく、ものすごくよく選曲している作品です。
ベースというかコントラバスなので弓弾きです。
さっきの28位の邦題は「地中海物語」というのですが、
それと対をなす感じで、これまたいい感じ。
ピエラヌンツィは同じ時期にまとめ買いしてからよく聴いています。

4
Miles Ahead/Miles Davis
これだけ選んできた中で、なぜマイルス・デイビスがいないのか。
4位でようやく出ます。「有名すぎて」というのはビル・エヴァンスと
同じくらいあると思うんですが、選んだのは美女ジャケと呼ばれている「マイルス・アヘッド」。
ギル・エヴァンスという白人のオーケストラ・アレンジャーの指揮者とやった作品です。
このボックスが何を隠そう、マイルスとギル・エヴァンスがやったアルバムが
全部セットになっています。このジャケット、すごくおしゃれでいいじゃないですか。
でも、このジャケに関してマイルスご本人から大クレームで、
「なぜオレの作品に白人の女が写っているんだ」と。
で、どうなったかというと、マイルスが吹いているポートレイトに
さしかわったいわくつきのジャケットです。
今となってはこの状態(美女ジャケ)で入手できます。
サウンドはおしゃれで、ギル・エヴァンスのアレンジとで文句のつけようがありません。
ギル・エヴァンスとの作品がここに集約されているんですが、
語り継がれる名盤です。マイルスは名盤がいっぱいありすぎて、
さっきのビル・エヴァンスみたいに3枚買えばいいというわけではなくて、
時代時代ですごい作品を残していて、ギル・エヴァンスとやったのがこのセットです。


3
More Than Friends/Bob James & David Sanborn
最後の3曲となりました。この3曲はカフェで云々と言うより、
自分の血肉になっている感じです。3位はボブ・ジェームスとディヴィッド・サンボーンの
「Double Vision」というアルバムから「More Than Friends」を選びました。
さっき、トミー・リピューマ云々と言いましたが、
そのトニー・リピューマがプロデューサーで、グラミー賞をとっています。
アルバムの中では2曲目に収録されています。
曲はボブ・ジェームスでもディヴィッド・サンボーンでもなく、
さっきも出たマーカス・ミラーというベーシストが曲を書いています。
頭から聴いてみると、ほぼベースのフレーズから作った感じです。
楽曲の構成からすると、サビのメロディー的なバッキングからスタートして、
Bメロでサックスがきてサビという感じで、ベーシスト冥利に尽きる作品。
余談ですが、こちらもドラムはスティーブ・ガットです。

2
The Language of Life/Everything But The Girl
前半に出てきたEverything But The Girlを聴きます。
1回目でも選んでいると思います。「The Language of Life」というアルバムから、タイトル曲。
きょうの話に出てきた人たちが総ざらいで、ベン・ワットがコーラスで聴こえましたし、
プロデューサーはトニー・リピューマ、ピアノでソロを弾いているのはジョー・サンプル。
僕にとっては好きな人たちがこんなに揃って、
このアルバムを作ってくれてありがとう!という、1990年の作品です。

1
The Water Is Wide/Karla Bonoff
最後は……、ここで達郎はさすがにかかりません(笑)。
これは鉄板で、もう1位はこれでしょうという感じ。
あそこに飾ってあるカーラ・ボノフ。
カフェを始めてからの出来事ではありますが。
お店でかけていて、こういうイベントのきっかけになるのは「この曲、何ですか」という一言からなんですが、
その頻度がダントツに高い。お店でかける前も、それなりに聴いてはいましたが、
そこまで意識するほどではなかったんですけど、やっぱりすごいなという感じです。
「The Water Is Wide」というスコットランドのトラディショナルソングを
カーラ・ボノフが歌って、ジェームス・テイラーがギターも弾いてコーラスもやっていて、
すごい仕上がりです。タイミングよく朝の連ドラでも歌うシーンがありました。
カーラ・ボノフのバージョンは1979年に出ました。
素晴らしい。エンディングにふさわしい曲でした。

ということで、以上の40曲が今回のラインナップです。
今回は、いままでの選曲に抜け落ちている物も紹介したいなということで、
この企画でやりましたので時間が長くなりましたが、
おつきあいありがとうございました。
これにて終了させていただきます。ありがとうございました。


2014年7月13日
於 cafe ikanika
選曲、お話 平井康二


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by ikanika | 2014-07-24 23:16 | Comments(0)

『ikanika MUSIC SEASONING vol.6』web report 1

7月13日に開催した、
ikanika MUSIC SEASONING vol.6
『THE BEST OF MUSIC SEASONING“ザ・ベスト”、カフェに欠かせない40曲!』
のweb reportです。今回は、40曲と長いので、part1、part2に分けて掲載致します。 
では、part1です。
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これまでのイベントで、全部で200曲くらい紹介してきました。
今回は総集編というかタイトルどおり「ベスト40」です。
お配りしたレジュメの最初のページに1から40まで空欄を設けていて、
全部埋めていこうと思っています。
通常は24、25曲ですが、今回は40曲なので駆け足になります。
駆け足にしないと、3時間を越えてしまうので……。
今まで参加してくれたことのある人はご存じと思いますが、
基本はカフェでかけている曲の紹介をベースにしつつも、
毎回脱線して「カフェではかけていません」というパターンも多いのですが、
きょうの40曲は本当にカフェでかなりの頻度でかかっている曲です。
回数を数えたわけではないのですが。ふだんは季節とか天気とか、
いろいろなことを考えて選曲をしているのですけど、
そういうものを飛び越えて、ついついかけがちな曲を選んできました。
感覚的に言うと、他にもシャツを持っているのに、
ついつい、いつも同じシャツを着てしまう、あの感覚です。
「いつもこれ着ちゃうんだよね」的に選ばれた曲たちです。
過去の回では軸になる曲だけ決めて、あとはその場で選んでいたんですけど、
きょうの40曲は事前に選びました。
トップ3くらいまではさすがにパッと決まりましたが、
そのあとの順番はあってないようなものです。
40位と37位の差はどこにあるのかというと、どこにもないです。
感覚的に選んだ40曲です。では、聴いていきましょう。

40
On The 4th Of July/James Taylor
記念すべき第40位は、ジェームス・テイラーです。
ジェームス・テイラーについては、過去何回か紹介してきましたが、
この曲はイベントではかけていないです。
でもお店ではよくかけているものです。
ジェームス・テイラーはそんなに昔から聴いていたわけではなくて、
割と最近ちゃんと聴くようにしているアーティストです。
2002年に出たアルバムから「On The 4th Of July(7月4日、独立記念日)」。
ドラムは、スティーブ・ガット。
相当なお歳だと思うのでそろそろ訃報が届いてもおかしくないですが、
現役でバリバリ叩いています。プロデューサーはラス・タイトルマン。
ジェームス・テイラーは1970年代から活躍しているので、
ものすごい数の作品が出ていますが、これが最新なんじゃないかな。
晩年は髪の毛がなくなって、帽子をずっと被っていますね。

39
Another Time, Another Place/David Sanborn
毎回よく出てくるディヴィッド・サンボーン。
第1回目のときに「CHICAGO SONG」などをかけました。
割とエモーショナルな感じの、80年〜90年代に全盛で活躍したアルト奏者です。
この作品に関しては、全盛期を越え、そこそこお歳を召して、
いい枯れ具合になってきたなあというところで出て、
「歳とってもよかった」ってすごく愛聴している作品(2004年)です。
相当スカしてる感じで「ほんといいな〜」っていう曲です。
これも叩いているのは偶然ですがスティーブ・ガットでした(笑)。
サンボーンのオリジナルですが、バッキングのとりかたが僕の中では
ハービー・ハンコックの「処女航海」だろうって感じですので、
試しに続けて聴いてみましょう。
ジャズのおしゃれバッキングパターン。
このバッキングで、さっきのフレーズを弾けますよね。
「処女航海」は超有名ですが、メロディーというよりはアレンジの時点で、
おそらくこの雰囲気を意識して作ったのではないかと思います。


38
THERE'S NOTHING LIKE THIS/OMAR
次はオマーです。90年代に活躍したイギリスのソウルシンガーです。
2年前のイベント「真夏の音楽夜話」でかけていますが、もう一度聴いてみましょう。
アフリカのレーベルから出して、イギリスで別のパッケージで再発売しています。
90年の大ヒットで、僕の個人的な思い出でいうと、
その頃レコード会社にいて、担当していた男の子が非常にオマー好きで、
「おまえ、パクるんじゃねえぞ」というくらいオマー的なことをやりたがる。
作品的にはオマーに追いつけなかったんですけど、
同じ髪型をして、ドレッドでここを剃るんです。
一緒にオマーを見に行ったりもして、仲良くしてました。
そんな記憶があります。
いわゆるアシッドジャズというジャンルに入るんですが、
アシッドジャズの話をしだすとどんどん脱線するので、
そこには行かずに、次に行きます。

ジョニ・ミッチェルです。

37
Both Sides Now/Joni Mitchell
ジョニ・ミッチェルは以前、「Case of you」という曲をかけたことがありますが、
なぜあのとき「Case of you」にしたのかは記憶になく……。
これはジャズのスタンダードと、ご本人の代表曲をオーケストラで
カバーしたアルバムのタイトル曲で、
「Both Sides Now」。邦題でいうと「青春の光と影」。
オリジナルは70年代のフォークソングの名曲で、
それをオーケストラ・アレンジでやったのがこちらです。
非常によすぎて、これを聴くと涙腺がゆるんできちゃうんですが、
アルバムの最後の曲ですね。
書かれたのは1967年。僕が生まれた年です。まさかと思ってドラムを見たら、
スティーブ・ガットではありませんでした。ピーター・アースキン。
ピーター・アスキンもほかの作品によく出てきます。
ジャケットは、本人が自画像を自分で描いています。才女ですね。

36
Golden Ratio/Ben Watt
きょうの曲の中では新作です。このへんのもの(40〜37位)は
十数年前からさんざん聴いてきて、ここにリストアップされているんですが、
これはつい最近買って、おそらく自分にとってのマスターピースになるんじゃないかと。
ベン・ワットの31年ぶりのアルバムです。
ベン・ワットは、Everything but the girlという
イギリスの二人組男女ユニットの男性のほうです。
Everything but the girlはときどきカフェにも
可愛らしいジャケットを飾っています。
トレイシーが歌って、ベン・ワットがサウンドを作って、たまにコーラスもします。
ベンは31年前に、「North marine drive」を
イギリスのチェリーレッドというレーベルから出していて、
いわゆるフリッパーズギターとか渋谷系の元ネタがわんさかあります。
その後はユニットで活動してソロは出していませんでしたが、
何を思ったか31年ぶりに出てきました。
僕が選んだのは4曲目の「Golden Ratio」です。
ものすごくおしゃれなコードをやりつつも、
いぶしぎんのボーカルと、ギターがバーナード・バトラーという組み合わせ。
最近、毎日かけています。何位かは言えませんが、
Everything but the girlはのちのち出てきます。

35
The Paris Match/The Style Council
Everything but the girlの、ベン・ワットじゃないほうの、トレイシー・ソーンが、
The Style Councilというおしゃれ二人組ユニットでゲスト・ボーカルをやっているという。
ややこしい……。
The Style Councilはポール・ウェラーとミック・タルボットの二人組。
通常はポール・ウェラーが歌うんですが、この曲だけトレイシー・ソーンが歌い、
ずばぬけておしゃれです。
これも以前かけてますが、「The Paris Match」という曲です。
すごく個性的な声をしていて、
ボーイッシュといえばボーイッシュですけど、なんていうのかな。
このアルバムについては以前もお話ししましたけど、
いわゆるカフェバーが流行っていた時代のもの、
「Cafe Bleu」というお店が全国に何件もできました。
いまだにあるんじゃないかな。
トレンチコートを着て、おしゃれですね。

34
Lovers Rock/Sade
Sadeはたしか、「kiss of life」を「真夏の音楽夜話」でかけたと思うんですが、
「kiss of life」より実は僕、こっちのほうが好きで。
ちょっとビートが強いので、カフェでかけるタイミングは選ぶんですが、
でも大好きです。「Lovers Rock」という曲です。
いいですねー、久々に聴くと。夏に聴きたい曲ですね。
Sadeについては、メンバーであるスチュアート・マシューマンが
サウンドのキーを握っています。
余談ですが、Sadeのマイク・ペラというエンジニアはドリカムをずっとやっています。
Sadeは、このあとに1枚出していて、それ以降は出てないですね。

33
Glamour Profession/Steely Dan
スティーリー・ダンは好きな曲がいっぱいありすぎて、そのときどきで波があるんです。
今はこれだみたいなのがあるんですが、ここ一年くらいは「やっぱ、これだな」と。
「Glamour Profession」を選んでみました。スティーリー・ダンって曲が長いんですよ。
長いのにどんどん展開していって、後半にものすごくいいアレンジが出るんですが、
そこまで聴いていたら時間がなくなるので割愛します。
トム・スコットというテナー奏者がアレンジしていて、
後半のホーンの絡みが好きなんですが、まだそこまで行かない……。
このアルバム全体を通して非常によく出来ています。
クレジットを見たら、これはスティーブ・ガットが叩いていました。
1980年の作品。ずっと聴いていたいですが、8分くらいありますので、どんどん行きます。

32
Don't Ever Leave Me/Keith Jarrett & Charlie Haden
ジャズに戻りますが、「Jasmine」。
ピアノのキース・ジャレットとベーシストのチャーリー・ヘイデンの
デュオの作品です。3年前に出たのかな。
一昨日、チャーリー・ヘイデンは亡くなりまして76歳でした。
つい先月、この「Jasmine」と同じタイミングで録音していて
発表されていなかった曲たちが一枚のアルバムになって
「ラストダンス」というアルバムが出ました。
録音日は一緒ですけど、2曲だけ同じ曲の別テイクが入っています。
これもよく聴いていて、先月、家内の花の展示ではBGMにかけていました。
前回も大瀧詠一を追悼したり、ドラムの青山純を追悼したりしましたけど、
きょうはチャーリー・ヘイデンを追悼しなければいけません。
晩年にすごい作品を出しているので残念でなりません。
選んだのは、最後の曲で「Don't Ever Leave Me」。
ふだん音楽を聴いていてベースに耳が行くことはあまりないと思うんですが、
僕は自分でベースを弾いていたこともあって、
必ずベースを聴いてしまうんです。手数は少ないですけど、
すごく重くて的確な絡みのチャーリー・ヘイデンのベースが好きで、
ここ数年、チャーリー・ヘイデンを買い漁っていたんですけど、
亡くなってしまいました。
まだ聴いてないものも聴いてみたいです。
キース・ジャレットは今年も来日して、行けなかったのですが、
来日40周年のパンフレットだけもらいました。
「ラストダンス」もそうですが、
キース・ジャレットはチャーリー・ヘイデンと、いくつも作品を出しています。
「Jasmine」はジャケットがすごくよくて飾っておきたくなりますが、
30㎝サイズで欲しいのですが、
CDにしかなってないんですよね。

31
Ucuncu Taksim/Marc Sinan/Julia Hulsmann
ここからちょっと瞑想タイムに入っていくラインナップを続けて聴きます。
マーク・シナンは、ほとんど誰もご存じないと思うんですが、
トルコとドイツのハーフのギタリストです。なぜこれを買ったのか。
ジャケットで買ったのか、ミュージシャンのクレジットか楽器の編成で買ったのか。
いまいち記憶にないんですが、一か八かの大当たりがたまにあるんですが、
このアルバムがそうです。
正直、全部聴いていると具合が悪くなるくらいなんですけど(苦笑)、
ちょっとサワリだけ聴いてほしいんですよ。
バンド編成になっていて、Julia Hulsmannはドイツの女性のピアニストで、
そのトリオにマーク・シナンが絡んで、かなり瞑想入りますよ。
タイトルがトルコ語で読めないです。
僕はこれで何を聴いているかというと、ベースを聴いています。
さっきのフレーズなんて、聴くとちょっとゾクッてきちゃう。
お客さんの耳にどう届いているかはわからないですけど、
こういう物もかけています。
このあと、もう一枚出ていて、それもさらにヤバそうなのでまだ買ってはいないですが、
気にはなっているので、もしかしたら買っちゃうかもしれません。

30
I Should Care/Claus Ogerman
次は……この4枚組ボックス。クラウス・オガーマンという
おじさんはアレンジャーであり作曲家であり。
このボックスは1回目のときも持ってきました。
クラウス・オガーマンが絡んだ作品が4枚組でガッツリ入っていて、
その中の1曲です。この曲だけ、このために書き下ろしたもので、
4枚組の冒頭に入っています。
一度かけていると思いますが、「I Should Care」というピアノの曲を聴きましょう。
この曲は2分くらいしかないので、選曲の合間に結構挟んでいます。
このボックスセットの最後には歌物が入っています。
ダイアナ・クラールという女性ボーカル。
クラウス・オガーマンはそれこそ、フランク・シナトラやバーバラ・ストライサンド、
サミー・デイビス・ジュニアら、
そうそうたる人たちのアレンジや編曲、オーケストラ・コンダクターをしたりしています。
まだ亡くなってはいないですが、10年くらい前にダイアナ・クラールの
ライブに出てきたのを見たのですが、
立っているのがやっとぐらいでコンダクトしていたので、
あれからもうずいぶん経っているので、
訃報がいつ届くものやら。そんな話ばかりしてますね(苦笑)。

29
Whatcha Gonna Do For Me?/Ned Doheny
これは記念すべき第1回目のイベントの1曲目に聴いたものです。
ネッド・ドヒニーというAORのシンガーソングライターのアルバム。
何百回、何千回聴いたかわからないです。
1988年、バブルな時期の作品で、余裕があっていいですね。
1回目のイベントでは、この曲のチャカカーンが歌ったバージョンも聴いて、
違いを聴いたりもしましたね。
きょうはチャカカーンを持ってきてないので聴かないですが。

28
Kingdom (Where Nobody Dies)/Enrico Pieranunzi
これは去年の夏に出合って、ありとあらゆる人に紹介しまくって、
何人も買われましたよね。
エンリコ・ピエラヌンツィというピアニストで、イタリアのレーベルからの作品です。
これも夏になると絶対に聴く「Kingdom」。
いいですねえ。ピアノとベースとクラリネットでの編成。
クラリネットはガブリエッレ・ミラバッシが吹いています。
僕自身はベーシストつながりで、マーク・ジョンソン物を探そうと思って選んでいたら、
ピエラヌンツィに当たって、これに出合った。
マーク・ジョンソンはのちのちまた出てきますが、
こう見ると、チャーリー・ヘイデンしかり、マーク・ジョンソンしかり、
ベーシスト物で検索していますね。
これに出合えてよかったなあ、去年の夏は。
今年はコレ(「Hendra」)がありましたし、
毎年なにかに出合えて、ここのところ豊作です。

27
Elsa/Bill Evans Trio
重鎮のビル・エヴァンスです。ビル・エヴァンスに関しては、
3年くらい前に本当に真剣に聴こうと思って買い漁って。
カフェの本棚に入っている「ビル・エヴァンス読本」というジャズ批評の本を買って、
必要な物をとりあえず買ったんです。
「Explorations」は本当に有名なアルバムですが、
その中でも優れたバラードが「Elsa」という曲です。
余りにもビッグネームすぎて、
ビル・エヴァンス聴いてますというとヒャアーって感じですけど、
やっぱりいいんですよね。
ちゃんとビッグネームを聴きましょうという感覚になれたのは、
まあここ何年かなんですけど。
ビル・エヴァンスは「何を聴いたらいいか」というとき、
マストな3枚があって、
ベースをスコット・ラファロが弾いていた時期の3作を聴けばいいと言われています。
ジャズの基本のキで、それが今聴いた
「Explorations」と「Waltz for Debby」と「Portrait in Jazz」。
この3枚でスコット・ラファロというベーシストが弾いています。
というか、このライブ録音の数日後にスコット・ラファロは
交通事故で亡くなるので、この3枚しか残せませんでした。
このトリオには加えてビレッジ・ヴァンガードのライブというのがあるのですが、
それは「Waltz for Debby」と同じ日の録音です。
この3枚を聴いてしまうと他が聴けなくなるんではということもあるのですが、
この3枚はやはりよく出来ていて、神がかり的な感じなので、
この3枚から聴いていただけるとよいかと。

ここから4曲はまとめて紹介しましょう。

26
New Old Age/Peter Erskine
25
Ano Zero/Egberto Gismonti
24
The Longest Day/Azimuth/Ralph Towner
23
Museum of Light/Ralph Towner
さっき37位で出てきたドラムのピーター・アースキンのアルバム、
次がエグベルト・ジスモンチ、アジムス、ラルフ・タウナー。
全部、ECMというドイツのレーベルです。
聴きたい気分のときと、全くそうでない気分のときとありますが。
ECMを聴きたいときは、ここから選んで聴いています。
暗いと言えば暗いというか、うーん、レーベルの謳い文句が
「静寂の次に美しい音」と言っているので。聴いてみましょうか。
「You Never Know」は1曲目の「New Old Age」をお店でよくかけています。
これまた9分くらいある曲で。ここからベースが入ってどんどん展開していって、
最後にまた静寂に戻っていくんですが。
曲はジョン・テイラーというピアノを弾いている人が書いています。
ただ名義としてはドラムのピーター・アースキンの名義で出ているアルバムです。
ドラム、出てきてほしいですけど……(笑)。
全編で叙情的に展開されていて、このピーター・アースキン・トリオの3人で
4枚くらい出していますが、ほぼ全部こんなテイストです。
次のエグベルト・ジスモンチはブラジルのアーティストです。
重鎮で、名前だけは僕も知っていたんですが、
正直、何を聴いたらいいかわからないというのがあって。
ピアノも弾くし、ギターも弾くし、なんか変な楽器もやったりもするんですが、
最初にギター物を聴いたら、ちょっとついていけないなという感じだったんですが、
これはピアノを弾いていて、クラシカルなアプローチをしています。
ここ数年よく聴くようになりました。
これも7分弱弾いてますが……。素晴らしいアルバムです。
最新版はギターの作品になっていました。
ジスモンチはひげ面のマッチョなおじさんなんですけど、
誕生日が僕と一緒でちょうど20歳上でした。
アジムスはジョン・テイラーが作ったユニットです。これは3枚組なんです。
昔作ったものを3枚まとめていて、オリジナルはもう販売されていなくて、
3枚セットで売られています。
アジムスも割とハードルが高くて、独特の世界観がものすごく強くて、
手を出さずにいたのですが、一度手を出してしまったら、ずんずん聴き始めてしまいました。
もう、全編こんな感じなんですよ。
途中から女性のスキャットが入りましたけど、
このボーカリストはジョン・テイラーの奥さんです。
その人が全編歌詞はないんですが、
いわゆるスキャットを延々と繰り広げるアルバムがいっぱい出ていて、
ずっと聴いていると危ない感じになってくるんですが。
とはいえ、これもちょいちょいカフェでかけております。
ギターを弾いているのはラルフ・タウナーというアメリカのギタリストです。
ECMシリーズ最後は、前回(「真冬の音楽夜話」)でも紹介したアルバム「Travel Guide」です。
前回は「Duende」を聴きましたが、冬の季節が終わっても聴きたいアルバムでもあり、
今回は「Museum of Light」を選曲しています。去年の冬に出て、
ずっと聴くだろうなと思っていたらやっぱり聴いています。
ECMのアルバムを4枚紹介しましたが、
もしこんなテイストを聴きたいなと思ったら、
レーベル買いして間違いないです。
ただ物によっては、ちょっと危険なものも混じっているのですが。
この4枚を聴いた後は、目を覚ましたいなと思って、
ジャン! ここで達郎さんを聴きます!! 
毎回、最後に聴くんですが、目を覚ましたいので。

22
SPARKLE/山下達郎
初めての方は「なんのこっちゃ」でしょうが、
このイベントの最後は山下達郎で終わるという
決まり事が1回目からありまして。
以降ずっと達郎さんを選曲しているんですけど、
第1回目で聴いたのが、この曲です。原点に遡って同じ曲を聴きましょう。
これで目が覚めるんじゃないかな。
ほっとしますね。年に1日くらい、夏のどこかで、達郎さんだけをかけている日があります。
出くわしたら、ラッキーと考えてください。
朝からずっと達郎さんを聴いているカフェが、ここに存在しています。
いちおう、カフェ用の達郎選曲は決まっていて、
あんまり歌謡曲チックなのが入るとあれなので、
名曲の、淡々としたものを選んでいます。

(番外編)
君と一緒でなけりゃ/佐野元春
去年の秋にJ POP祭り的なイベント(「My Dear Japanese Pops」)をやったんですが、
あの回でひとつだけ心残りがあります。レジュメを見るとわかるんですが、
いろいろ選曲をしていて、日の丸の中に薄くアーティスト名を書いて、
頭に佐野元春と書いていたんですよ。
でも、僕、かけなかったんです。なぜかというと、選びきれないというのがあって。
佐野さん、何聴いたらいいのかなあって。
その心残りをきょう、はらさしてください。すいません。(笑)
古い物にしようか新しい物にしようか迷ったんですが、
古いところにいっちゃうとあれなんで、
新しい物で選びました。やっぱり、これにしようって。
最新版になるのかな。「ZOOEY」から聴いてみましょう。
僕が中1のときにデビューしていて、青春時代を佐野元春と過ごしてきた一人として、
いまだに離れられないんですけど。
これはちょっと衝撃的な歌で「君と一緒でなけりゃ」。
去年出たアルバムに収録されていて、当然、震災後の作品と捉えられがちですが
実際はそうではなくて2009年に作られた楽曲です。
バックのバンドが皆、20〜30代の若いメンツで、
ベースは高桑さんというグレートスリーのメンバーだったりとか。
それまでは重鎮を使ってバンドを組んでいたんですけど、
今は、いわゆるコヨーテバンドというんですけど、すごいいい演奏をしていて。
佐野元春は間もなく60歳になるんですが、
ものすごいいい作品で、去年出たアルバムでした。
何か機会があったら聴いてみてください。

21
Maxine/Donald Fagen
外すに外せないドナルド・フェイゲンです。
この「The Nightfly」というアルバムから過去に何曲か選んでますけど、
選びがちな曲ということで……、
この時代はA面の最後という言い方をしていましたね、
A面の最後の曲で「Maxine」。全く何もご存じない方のために申し上げますと、
スティーリー・ダンのメンバーです。
だからさっきのあれ(Glamour Profession)と同じ声をしています。
1982年の大ヒットアルバムで、
この時代はこのように煙草を片手にというのが結構あったんですが、
今やるとレコード会社的にはちょっと煙草は……になると思うんですが。
この曲はまあ、選びがちだなあと。
8曲しか入ってないので、どれを聴いてもいいんですが、割とこの曲です。
スティーブ・ガットが叩いてるかなと思いましたが、これは違いました。
ここまで20曲、駆け足で来ました。
これから、いよいよトップ20です。






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by ikanika | 2014-07-22 23:23 | Comments(0)

紛れもない悪意。

たぶん悪意があるとしか思えない行為に出くわす。
君の望みはいったい何だ?

僕には、大切にしている家族と仲間がいる。
ただそれだけだ。
僕らに近づかないでくれればいい話じゃないか。

君の悪意なんて、そのままドブに流させてもらうよ。

気に入らないのなら、もう一度、僕の前に顔を出して、そう言ってくれ。



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by ikanika | 2014-07-08 22:38 | Comments(0)


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