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おかしなこと どうでもいいこと ふつうのこと






「おかしなことになってますね?」

「あぁ、ドナルド」

「世界一の無法地帯が生まれそうじゃないですか。分断とか略奪とか、私、怖いです」

「大丈夫ですよ、まともな人たちもたくさんいるはずですから。
四年間、世界中の恥さらしだった、ようやくゆっくり眠れる、
なんて言ってましたよ、ニューヨーカーが」

「それ聞くとちょっと安心しますね」

「それより、あの、背広にキャップって服装、変ですよね?
なんであんなおかしな格好になってしまうんですかね?
僕には真似できない気がします」

「野球の国だからじゃないですか?」

「じゃあ、日本だったら相撲の国だから、スーツにフンドシ?」

「まぁ、そういうことになるんでしょうか。
でも、あなた野球とか上手くなさそうな感じがします」

「なんですか、急に」

「なんとなく、運動音痴とか?
キャッチボールはうまいけどフライが苦手とか?そんな風に」

「フライ?」

「そう外野フライとか高いやつは取れないみたいな」

「そのフライですか。エビとかかと思いました」

「なんでここでエビフライの話になるんですか?おかしいです、それ」

「そうですよね、でも、きみはタルタル派ですか?それともソース派ですか?」

「私は塩派です、基本フライにはなにもかけないか、塩です。
だって衣がベチャベチャになるじゃないですか、何かかけると。
あれ、苦手です。
衣をつけて揚げた意味がないですよね、衣のサクサク感が欲しいんです。
フライとか天ぷらには」

「かけてすぐ食べれば、大丈夫ですよ。
あと、ちょっとずつかけるとか」

「すぐ、とか、ちょっと、とか、せせこましいくないですか?そういうの。
あなたはいつもそうしているんですか?」

「してないです、別に。気にせず全部にかけるし、
天ぷらそばに入っちゃったかき揚げも好きです」

「だったらそれを私に勧めたらいいと思います。
やったことないことを勧めるのどうなんでしょう?」

「きみが塩派だって断言したから塩派の人の許容範囲を想像して、そう言ってみたんです」

「許容範囲は、ありません。塩は塩。
無理にソースとか醤油の世界に足を踏み入れなくたって満たされているから平気です」

「ちがう世界を体験するのも楽しいかもしれませんよ。
冒険心というか」

「フライと天ぷらで冒険する気にはならないです。
どうせなら、私、地下都市とか行きたいです。
なんかよくタレントとかが洞窟に潜っていって
発見した的なところあるじゃないですか、あそこに」

「あれ、先にカメラマンとかスタッフが入ってますよね」

「そう、だからそっち側です、スタッフとして。
私、タレントじゃないし。
ちなみにあなたは何の冒険したいですか?」

「特には」

「ないんですか?ないのに私には冒険心がどうとか言うんですね」

「おかしいですか?それ
純粋な提案、ていう感じです。
提案は提案として自立しているというか独立した存在なんだと思います。
自分がどうとかは関係なく」

「意味わからないんですけど、それ。
提案が独立した存在とか。
あなた哲学者とかですか?」

「哲学者ってそんなことを言うんでしたっけ?」

「知りません、イメージです、単なる。
哲学者ってこの時代に存在しているのかも知りませんし。
ソクラテスとかそういう時代の人ですよね、きっと」

「いや、そういうわけではないと思います。
大学の哲学部を卒業したら哲学者とか?」

「えっ、そうなんですか?哲学者って大学出ないとなれないんですか?
もっと自由なイメージだったんですけど、私。
ただ哲学的なことを考えていたら哲学者、みたいな」

「どうなんでしょうか、
哲学者の知り合いいないので、正直僕にはわかりません。
少なくとも僕は哲学者ではないと思います」

「いや、はたから見たら哲学者風ですよ、あなた」

「風って、ほんとはそうじゃないから、風なんですよね?」

「まぁ、そうですけど。ほら、なんか理屈っぽい。
そういうところが哲学者風なんですよ」

「風って、なんかいけてないですよね、イメージとして。
偽物みたいで」

「だって実際、哲学者じゃないのに哲学的なこと言うし。
まさかほんとは哲学部卒だったり?」

「いや、法学部です」

「じゃあ弁護士だったり?」

「まさか。法学部出たからって弁護士にはなれませんよ」

「でも、哲学部出たら哲学者でしょ? 同じじゃないんですか?」

「ちがいます」

「じゃあ、なんで法学部に行ったんですか?」

「特には」

「さっきもそう言ってました、口癖ですか?
それともそういう生き方?
生き癖ですか?」

「イキグセ?って言葉あるんですか?」

「知りません、なんとなく流れで言ってみただけです。
でも、ありそうじゃないですか、
つい無意識にこんな風に生きちゃう、みたいな」

「そういうきみのイキグセはなんですか?」

「私ですか?わたしは、なんでしょう、
いつも時間を気にして生きているということかもしれません。
たぶん、普通の人よりたくさん時計を見ていると思います。
常に何時何分か把握していないと不安というか気が済まないというか、
そんなイキグセです」

「面倒というか、大変ですね、それ。
子供の頃からですか?」

「はい、そうです。子供の頃の時計ってすぐ止まるか、
動いていてもいい加減な時間を指していたじゃないですか。
全く信用ならなかったけど、みんなでネジを巻いたり一生懸命面倒を見ていて、
私が時計に時間を教えてあげていたようなものだと思っていました。
わざわざ電話で時報を聞いたりして。
たぶん、そのせいでこうなったんだと自分では思っています。
常に時間を把握していないと気が済まないイキグセは」

「なるほど、その分析、正解なような気がします」

「ありがとうございます。私もそう思います。
ところで、あなたは時計をしていないんですね、腕に」

「腕時計、ということですか?」

「はい、それ以外に何が?」

「いや、特には」

「ほら、また」

「あっ、そうですね、口ぐせですね、きっと。
で、腕時計の話ですよね。
いまはスマホがあるからそれで十分かと」

「みんな、そうですよね。スマホスマホって。
万能の神みたいにいいますよね。いまの人たちは」

「だめですか?それ」

「ダメじゃないです。ひとの自由ですから。
でも、嫌いです。
なんでもかんでもスマホに頼るのは。
時間は時計の役割です、スマホじゃなくて、そう思うだけです。
時計は時間を知らせることに専念してるからいいんです。
なんでもかんでもやろうとしないから。
そういうスタンスに好感を持つんです」

「スタンスですか」

「はい、スタンス。
スタンスとイキグセって似てますよね?」

「どうでしょう?
ちょっとニュアンスが違うと私は感じますけど」

「ニュアンスですか」

「いちいちカタカナのことろ、繰り返さないでいいです。
なんかバカにされてるように感じます。
また、カタカナ使ってる、なんていう風に」

「そんな意図はないです。
気に障ったようでしたら謝ります。ごめんなさい。
カタカナといえば、この前、デトックスっていうでかい看板の店があって、
さらに店内にはハイブリッドっていう文字もあって、
なんの店なのか全くわからなくて不思議でした。
そういう流行りのカタカナを並べたいんですかね、その店のひとは」

「さぁ、知りません、その店の人のことは。
で、結局なんのお店がわかったんですか?」

「はい、たぶん、整体とかそういう身体を整える系の店みたいです」

「何と何のハイブリッドなんでしょうか?」

「そこまで知りません。入る勇気はなかったので」

「怖がりですか?あなた」

「怖がりではないと思いますが、
店に入ってまで何のハイブリッドかを知りたいとは思わなかっただけです」

「私は知りたいです」

「じゃあ、場所教えますから行ってみてください、デトックスに」

「もし、何のハイブリッドかわかったら知りたいですか?あなたは」

「はい」

「やっぱり知りたいんじゃないですか、だったら行けばいいと思います」

「だから、自分で行ってまでは知りたくない、というか、その程度で。
もし、きみが知ったら教えてほしいですけど、
きみが知ることがないのであればそれまでの話で」

「なんだか面倒な話に聞こえます。その説明。
哲学的な何かみたいに」

「今の話に哲学的な何かはないと思いますけど?」

「ないと見せかけてある、っていうそういう論法かもしれません、
よく哲学者がやりそうな」

「哲学者ってそんなですか?」

「イメージです、あくまで、私の個人的な」

「またイメージですか。ずいぶん哲学にこだわりますが、
何かあるんですか?その理由みたいなものが」

「いえ、ないです。
なんとなくあなたの身体から哲学的な香りのようなものを感じたからかもしれませんが。
でもあなたは法学部でしたから全然ちがいますね。
でも、もういいです、哲学の話はやめましょう」

「じゃあ、何について話しましょうか?」

「芸術について、はどうですか?」

「哲学の次は芸術ですか、
なんかすごいですね」

「すごいってなんですか?」

「いや、なんとなく口をついて出ただけです」

「私、芸術について饒舌に語られると、なんか、その作品がつまらなくなるんです。
いや、つまらないというか、嘘っぽく感じてしまうんですが、
そういうことってありませんか?」

「そうですね、確かに、そういう時もあります。
でも、少しだけ解説してもらわないとなんだかよくわからない物もあるじゃないですか。
そういう時は、饒舌とまでは言わないまでまでも、
なにか方向性というか理解するためのベクトルを
言葉で指し示してほしいと思うことはあります」

「それは必要ないと思います、私は。
鑑賞してわからないものはわからないままでいいと思います。
わからない作品としてファイリングしておけばいいと思います。
わからないからといって価値がないというわけではないので。
私の中では」

「なんだか、哲学的ですね?」

「また哲学ですか?」

「いや、それはこっちのセリフです」

「えっ?どっちとかあるんですか?」

「いや、あるとかないとかじゃなくて、まぁ、いいです。
で、芸術ですよね」

「はい、ところで芸術家ってなんですか?
どうやったらなれるんですか?
哲学者とおんなじ感じですか?
哲学的な事を考えたら哲学者、芸術的なことをしたら芸術家って、感じですか?
学歴とか必要ない感じで」

「そうですね、似ているかもしれません。
良いところに気づきましたね」

「ありがとうございます、褒めていただいて」

「いえ、別に、褒めてるわけでは」

「違うんですか?
損しました、ありがとうございますなんて言ってしまって。
まぁ、いいです。
あなたはもしかして芸術家ですか?
哲学者でもないし、弁護士でもないとなると、その可能性はありますよね?」

「いや、全然」

「じゃあ、なんなんですか?あなたは」

「世の中、哲学者と弁護士と芸術家以外にもたくさん職業というか、
そういうのはありますよ」

「まぁ、そうですよね、確かに。
でも、
芸術家と哲学者って職業欄に書けるんですか?会社員みたいに。
なんか、怒られそうです、役所に」

「役所?」

「はい、区役所とか市役所に。
じゃあ、自営業ですね、とか言われそうです。
あるいはフリーランスとか。
あっ、カタカタついでに思い出したんですが、
バイプレイヤーって脇役のことですか?」

「たぶん、そうだと思います」

「最近、いちいち横文字に言い直しますよね、
レガシー、とか」

「レガシー?」

「はい、政治の世界で最近よく耳にします。
なんなんですかね、あれは。
政治家のレガシーって」

「功績とか実績とか、そういうことですかね?」

「知りません、私が質問したんですよ、それ。
質問返ししないでください。
話がよくわからなくなります。
そもそもバイプレイヤーのことです。
なんで脇役を言い換えたのですか?英語に。
なんか印象がいいとかそういう理由でしょうか?
それとも、意味合いがちょっと違うとかですがね」

「そんな気がします」

「そんなって?」

「意味合いの方です」

「どんな?」

「まぁ、ニュアンスというか、そういうレベルのことで」

「出ましたね、ニュアンス」

「あっ、確かに」

「あなたも使うじゃないですか、そのカタカナ。
便利なんですよ、カタカナ英語って。
意味が程よく曖昧になって、
でもなんとなく言いたいことは伝わるみたいな。
オブラートにつつんだ感じというか」

「オブラートって最近見ないですね、そういえば」

「薬が美味しくなったからなんじゃないでしょうか。
だから必要なくなったみたいな」

「薬、美味しいですか?」

「さぁ、私、薬の飲んでないので、最近。病気になってないんで。
あなたは?オブラート、最近見ますか?」

「僕も薬飲まないので、わかりません」

「じゃあ、オブラートに関して会話にならないですね、私たち」

「はい、でも、それはどうでもいいですね、きっと。
カタカナ英語の話ですから、していたのは」

「それも、別にどうでもいいと言えば、どうでもいい気がします、私は」

「確かに。どうでもよくない話題なにかありますか?最近」

「そうですね、やっぱり、アレじゃないですか、アレ」

「アレ、ってアレですか?」

「そう、アレ」

「ですよねー」

「でも、あなたのアレと私のアレって同じですか?」

「えっ、違うんですか?」

「だって、アレしか言ってませんよ、私
それでなんで同じだって思うんですか?」

「だって、いまアレって言ったらアレしかないじゃないですか」

「そうですか?それしかないことなんてないと思います。
あなたにとってはそうでも、私にとっては違うかもしれません」

「じゃあ、せーので言ってみますか?アレを」

「なんか、それ、恋人同士がやるやつですよね。
レストランのメニュー見て、何が食べたいか言ってみない?とか。
そういう、いちゃつく時にやるやつですよ。
あなたとはそういう関係じゃないので、無理です、私」

「でも、メニュー見てやるやつとはちがいますよ、僕らの場合。
アレを言うだけですから」

「一緒ですよ、むしろアレって、なんか意味深で、いやらしいです」

「えっ、違いますよ、アレの意味じゃないですから」

「なんですか?アレの意味って」

「だから、アレ」

「なんだかわからないんですけど、あなたの言うアレ
もしかして、下ネタですか?」

「違いますよ。もとに戻りましょう」

「もとってどこまでですか?」

「えーと、どうでもよくない話題です」

「でも、思ったんですけど、
どうでもいい話の方が楽しいですよね、きっと。
なんとなく今はそう思います。
だから、どうでもいい話だけしませんか?」

「だけ?」

「そう、だけです」

「わかりました」

「じゃあ、私から。ようやく辞めますね、ドナルド」

「それどうでもいい話題の最初ですか?
どうでもよくない話題の筆頭のような気がします」

「じゃあ、きょうの感染者数は584名ですって」

「それもどうでもよくないです、確実に」

「難しいですね、どうでもいい話って。
あなたからお願いします。得意そうですから」

「わかりました、やってみます。
この前バスに乗っていたら、ガス欠で止まってしまったんです」

「えっ、バスガス欠ですか?」

「あっ、それバスガス爆発に似てますね」

「なんですか?それ、バスガス爆発って」

「知りません?早口言葉の一種です。流行りませんでした?」

「知りませんし、早口言葉にもなっていない気がします。
そんなに言いづらくないですよ、
バスガスバクハツ、
ほら、言えた」

「そうですね、言えてますね」

「いい感じです」

「何がですか?」

「どうでもいい話」

「そうですか、よかったです」

「じゃあ、私も再トライしてみます。
例えばですけど、
傘を持っていない時に雨が降ってきたらあなたはどうします?」

「なんですかその質問?どうでもいい話ですか?」

「まぁ、あまり考えずに答えてみてください」

「わかりました。僕はしばらく雨宿りします。
それで、止んでこなかったらコンビニでビニール傘を買います。
透明なやつ」

「白ですか?黒ですか?」

「何がですが?」

「肢、持ち手です」

「あぁ、白がいいです」

「私も白派です。あと手動。
ジャンピング的なのは要りません。
ビニール傘にその機能は求めていないので。
それに、危ないし水が飛び散るし、
手でゆっくり開きたいです、傘は」

「同感です。
あとサイズはどうですか?妙に大きいやつがありますよね。
あれ、濡れないようにってことだと思いますけど、
あれさして歩道歩けないですよね、
他の人に邪魔ですよね、だから、すごく高く持ってみたり、
斜めにしてみたりして歩くので結局濡れやすいというか、
雨を防げないですよね」

「同感です。私もなるべく小さいものを選びます。
私、身体も小さいので、あの大きいやつは必要ないです。
ビニール傘についてはほぼ同じ嗜好性ですね、私たち」

「はい、そうみたいです。他にそういうのありますかね?」

「そういうのって?」

「嗜好性が同じものです」

「なんかお互いそういうのを探すのって恋人同士みたいです。
やめましょうよ、そういうつもりは、私、ないので。
ごめんなさい」

「その言い方だと、まるで僕が振られたみたいなので、やめてくれますか?」

「あっ、ごめんなさい。
てっきりそうなんだと、ほんと、ごめんなさい」

「いや、だから、その、ごめんなさい、が」

「わかりました、ごめんなさい」

「あっ、それ、わざとですね」

「はい。でも、どうですか?このどうでもいい話」

「なかなかいいと思います。盛り上がりますね」

「そうですか?盛り上がってます?
これ、退屈じゃないですか?大丈夫ですか?」

「大丈夫ですよ、十分楽しいです、僕は。
楽しくないですか?」

「楽しいです。
でも、そろそろ終わりにします、時間なんで」

「時間ですか?時間制限とかありましたっけ?」

「そうではなくて、夕食の準備の。
あなたは今日の夕食はどうするんですか?」

「まだ決めていまん、特には」

「また、特には、って。
じゃあ、一緒に食べるっていうのはどうですか?私と。
どうせ、一人分も二人分も一緒ですから、作る手間は」

「それ、よく耳にします。
一人分も二人分も一緒ですから、ってフレーズ。
本当なんですか?それ」

「厳密には違うと思います。材料とか倍ですから。
たぶん、そういうこととは違った意味合いというか、
別の理由があっての使い方をするんだと思います、このフレーズは」

「どういうことですか?」

「料理はしないんでしたっけ?あなたは」

「はい、ほとんど」

「じゃあ、わからないですね、
このフレーズの持つ意味合いというか、ニュアンスは」

「あっ、ニュアンス」

「そこはどうでもいいです。
どうしますか?
一緒に食べますか?やめますか?」

「食べます」

「きょうは寒いので鍋にしようと思ってたんです、
いいですか?」

「はい、いいですね」

一人鍋は寂しいのでちょうどよかったです」

「そうですね、鍋は一人じゃないほうがいいですね。
でも、どうしたら?
まかさ、オンライン鍋では無いですよね?」

「あぁ、オンライン飲み会的な。
違います、こっちに来てください、今から。
だいたい一時間後には出来上がってますから、そこを目指して」

「了解です、日本酒持って行きます」

「いいですね、ありがとうございます。
出来れば純米酒で」

「了解です。
ようやく普通の会話してますね、僕ら」

「そうですね、あまりにも普通で、つまらない気もしますが」

「そういうものだと思います。普通の会話は」

「でも普通がいいですね」

「そうですか?」

「違うんですか?」

「いや、いいです、普通で」

「では、一時間後、お待ちしてます」

「はい、わかりました、伺います」

「では」

「はい、では後ほど」





終わり。




by ikanika | 2020-11-11 12:35 | Comments(0)


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