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季節のリレー  連載第六回(最終話)

 長野へ向かう朝、東京は薄曇りで今にも雨が降ってきそうだったので、念のためスダッドレスタイヤに履き替えた。マスターは、路肩に雪はあるけど大丈夫だと言っていたのだけれど、雪に慣れた地元の人の感覚とタダユキの運転技術がマッチしているとは限らないと思ってのことだ。道中は、雨は降って来なかったけれど、ずっと曇っていて、マスターの家に近づいて来ると、遠くの山や路肩にはまだたくさんの雪が残っていた。こういう景色を想定して、マスターの影響で聞き始めたECMレコードの音源をカーステレオに用意しておいた。ECMの音が流れると、そこは長野ではなく、東欧や北欧の田舎町に迷い込んだかのような気分になった。音楽の力は凄いね、と里夏に言おうと思って助手席を見ると、気持ち良さそうに眠っていた。里夏が眠っているうちに、いつものアパートに着いた。とりあえず荷物を降ろして、マスターのカフェに向かった。扉を開けると料理のいい匂いがしていて、マスターはすでに飲み始めていた。

「おつかれさま」とマスターはいつものように淡々としている。

「マスター、お誕生日おめでとうございます」と里夏が声を掛けると、照れ臭そうに

「ありがとう」と言って、テーブルに料理を並べ始めた。大人三人とゾーイだけなので、ジャズの流れるカフェで時間はゆったり過ぎていった。ひと通り料理を食べ、空いた皿を下げようと里夏が立ち上がると、マスターは、

「まだいいよ、あとでまとめてやるから」と里夏に座るように促した。

「あれどうだった?」とマスターから聞いてきたので

「あっ、あの杉浦さんの本ですよね?」とタダユキは答えた。

「そう。タダユキも昔、ああいうの書いてたよな」

「はい、三作目に」

「似てるなぁ、って思ったよ。タダユキのを読んだ時」

「僕も、あの『走る君を、見ていた』を読ませてもらってそう思いました。大枠は違うんですけど、細部に行けば行くほど似てるかなって」

「さすが杉浦の弟子ってことかね。祐実のとこ、行ってきたんだろ?」

とマスターが切り出した。

突然、杉浦さんを杉浦と呼び奥さんの祐実さんの名前が出たので、タダユキはどうリアクションをしたらいいのか分からず、言葉が出てこなかった。ようやく出た言葉は、

「あっ、はい、祐実さん」というマスターの言葉を繰り返しただけだった。

「大丈夫だよ、そうなるだろうと思ってたから」とマスターは和かに言った。

タダユキは、ホッとして

「杉浦さんの奥さんに会って来ました。本を奥さんにも見ていただこうと。マスター、杉浦さんのこと、知っていたんですね」と会話を続けることが出来た。

「別に隠すつもりはなかったんだけどね。杉浦と俺と祐実は、中学校の同級生だよ。で、祐実は、どこまで話した?」

「奥さんは、これで全部、と仰っていたので、全部だと思います」

「祐実の言う全部がどこまでなのかわかんないけど、ほとんど聞いたわけだな」

「はい、多分ですけど。札幌での話とかも」

「こんな歳になるまで、可笑しな話だと思うだろ。俺だってそう思うよ、客観的に見ればね。でも、そんなものかなっていう風にも思ってる。祐実が話したことと、どこまで同じかわからないけど、俺も話していいかな」

「はい、お願いします」

「あのプールの中学校ね、あそこを卒業してひとりで東京に行った。男子校だったし勉強だけして退屈な毎日だったよ。時々、祐実はどうしてるかな、とか考えたりしたけど、考えたからって会えるわけじゃないし、なるべく考えないようにした。高二の夏に、久しぶりにこっちに帰って来た時に、ばったり祐実に会ってね。何を話したらいいのか全然言葉が出て来なくて、ぎこちない挨拶だけして別れた。それに、あの年代の二年間って、随分変わるだろ。だから目の前に居るのが祐実であって祐実でないような複雑な感じで。俺の中では中三で止まってるから。それ以来、大学に入ってもこっちには帰らなかった。たぶん、祐実にばったり会うのを避けていたんだと思うよ。それで、札幌ね。大学を出てレコード会社に入って、札幌に配属されたんだけど、それこそ、だれも知り合いなんかいない街だよ。まさかそこで祐実に会うなんてことは、想像していなかった。同窓会の連絡があったりさ、同級生が今何してるかってことをいちいち知らせて来る奴もいてさ、祐実と杉浦が付き合ってるってことはなんとなく知っていた。そしたら、会社に電話がかかって来た。デスクの女性が、岩井さん、お電話です、藤木さんという女性の方です、って。すぐに祐実だってわかったよ。だから、デスクの女性には、従兄弟が札幌に遊びに来ていて、とか嘘ついて、定時で上がって、祐実に会いに行ったんだ。杉浦と結婚するって報告と、この本を渡された。正直、言葉が出なかったね。何が起こってるんだか、理解できなかったよ。とりあえず、おめでとう、と言って、本読んだら感想送るね、とか言って別れたけど、何の本だかも理解していなかった。帰ってから読んだよ、一気に。変な気分だった。自分の中学校時代のことが書かれていて、それを同級生の杉浦が書いてるって。そうしたら、何日かしたら同じ本が、今度は杉浦から届いた。お気楽な手紙と共に。頭に来たとかそういうんじゃなくて、もう、何かがプツッて終わった感じがしたんだ。だから、二人には何も返事はしなかった、というか出来なかった。あとから思うとさ、多分、俺の中では、祐実とのことは中三で止まったままで、何もそこからは始まりもしないし、かと言って、終わりもしないことになっていたんだと思う。だから突然、祐実と杉浦に二人の始まりを見せられたと同時に、俺と祐実のことも二人に勝手に終わりにされてしまったと感じた。あの二人はきちんと次の季節にバトンを渡せたけど、俺は渡し損ねたんだ。バトンをどこへも渡せずに持ったまま、途方に暮れているリレー走者みたいなものだよ。受け取ったバトンを次に渡せないというのは、競技では失格だろ。本来であれば、あの物語は自分で書くべきものだったと思ったよ。ああして書くことで、終わりにしなくていけなかったんだと。でも、それを杉浦がやってしまった。それも、祐実と結婚するというお土産付きで。それ以来、俺たち三人は、会うことはなくなってしまった、というのが祐実の話だっただろ?」

「はい、何か違うんですか?」

「まぁ、とりあえずは、そういう話にしてあるけど。祐実はね、杉浦には内緒で、時々、連絡をしてきた。札幌に来たのも杉浦には内緒だったはずだ。祐実の内緒は、俺にはだいたいわかった。音楽の仕事をしていた時には、プロデューサーに俺の名前が入っているCDを見つけては、聞いたよって、連絡をしてきた。特に具体的な感想というより、ただ聞いたよってね。でも、会ったりはしていない。そうやって俺に連絡をしてきていたことは、杉浦には内緒だったはずだよ。それで、タダユキ、君だ。杉浦を師匠だという君が突然、俺の前に現れた。カフェを始めた時に、こんな風に誰でも立ち寄れる場所にいることになると、もしかしたら杉浦とか祐実に会うことになるかもな、って考えたりもしたけど、オープンして何年経ってもそんなことは起こらなかったから、もう、そういう可能性があることを忘れていた頃だった。君が現れたのは。そう来たか、って思ったよ。このサイトウという若者が俺を杉浦と祐実に引きあわせることになるのか、と。だから黙ってそうなるのを待っていた。でも、そういうことにはならずに、時が経っていって、タダユキにカフェを譲ってここに引っ込んだ。物を書きたいなんていうのは口実で、前に話した通り逃げて来た。そうしたら、しばらくして祐実から杉浦の病気のことを聞かされた。これも杉浦には内緒のはずだ。どうしてそんなことが杉浦の身に起こるのだろうと、ずっと考えたよ。タダユキも、当然知っていただろうけど、なかなか人にどう伝えていいのかわからないことだから、君は何も言わなかった、当然のことだけど。考えた末に、俺は俺で『走る君を、見ていた』を書こうって思った。それを杉浦に渡そうと。ここに来て本当に書き物をすることになった。本当の『走る君を、見ていた』を書き始めたんだ。杉浦の書いたものを元に加筆、修正するみたいな感じでね。杉浦の書いたものは、杉浦が祐実に俺とのことを取材して書かれた。それはそれで、当事者に取材してるから間違いはない。でも、祐実には祐実で、これから結婚する相手には話せないことはたくさんあった。杉浦の書いた『走る君を、見ていた』を読めばわかることだよ。それが、昔の中学校時代のことで、終わったことだとしても。まぁ、俺にとっては終わっていなかったけど。ここには、もう杉浦の実家も祐実の実家もないし、俺たちの中学時代を知る人は、ほとんどいなくなってしまった。だから集中して書くことが出来た。終わらせられなかったことを、今更だけど終わりにしようと思った。杉浦がこの世にいるうちにね。でも、間に合わなかった。杉浦は書き上がるより先に逝ってしまった。それでも一応、俺は『走る君を、見ていた』を書き上げた。もう、杉浦に読んでもらうことは出来なくなってしまったけれど。ここにその原稿がある。でも、杉浦は読まなくて逝ってよかったといまでは思ってる。こんなもの読んでしまったら、あいつの人生を、なんか、否定してしまうような気がして。祐実は決して嘘をついていたわけではないけれど、でも杉浦には話さなかったこと、話せなかったことがここには書いてあるから。そんなものを、いまさら読まされてもね。でも、俺は自分のために書かなくてはいけなかったんだと、書き上げて思った。これで、俺も終わりにできたと、遅すぎるけどね。杉浦にはもう、直接詫びることはできないけど、祐実には俺の『走る君を、見ていた』を渡して、謝りたいと思っている。きちんと、感想を送ることができなかったことを。いつまでも、二人に不要な後悔の念を抱かせ続けることになってしまったことをね」

「マスター、たぶん、祐実さんは、マスターのこと、全部、わかっていると思います。だから、大丈夫です。謝るとか、謝らないとか、そういうことは、大丈夫です、笑っていましたから」と里夏は、涙を必死にこらえて声を絞り出した。

「そう、ありがとう」とマスターはグラスに残ったワインを飲み干した。

「聞いていいですか?」とタダユキは、どうしても確認したいことがあった。

「中学校最後の夏休みの夜に、あのプールに浮いていたって、本当ですか?」

「そんなことまで聞いたのか。本当だよ。こっそり忍び込んで、ぷかぷか浮いていたら、犬を連れた祐実が現れた。彼女は飛び込み台に座って、足をぶらぶらさせながら星を見ていた。いまでも鮮明に覚えている。不思議な夜だったよ。でも、この話は、杉浦のあの本には出てこないだろ。祐実が杉浦に話さなかったからだと思うよ。二人の一番の思い出なのにね」

「僕もプールにぷかぷか浮いてる夢をよく見るって前に話したこと、覚えてます?」

「あぁ、覚えてる」

「実は去年の夏前から書き始めた物語も、そのシーンから始まっているんです。なんか思うんですけど、いま書いているプールに浮かんでいる話も、昔書いた中学校を舞台にした話も、僕の書く話はマスターの物語になっているような気がして」

「そうだね、確かにその二つはそんな気もするね、不思議と。もし、タダユキの書く話が俺の話だとしたら、俺にも里夏さんみたいな女性が現れているはず。でも、残念ながら俺の人生には現れなかった。そこは大きく違うね」とマスターは言って笑った。

「そうなんですか?」

「いまさら聞きますけど、マスターって、ずっと独身ですか?」と里夏がストレートな質問をぶつけた。

「ずっとじゃないけど。今は一人」

「じゃあ」

「その辺の話は、今日はいいかな」

「あっ、はい、、また改めて」とタダユキは、それ以上聞き出すのはやめにした。

「私も、相当気になりますけど」と里夏も身を乗り出して来たが、マスターのあまり話したくなさそうな様子を察して、気になるマスターの独身問題の話題はとりあえずその夜はおあずけになった。

里夏が「これお返しします」と『走る君を、見ていた』をマスターに差し出した。

里夏が差し出した本を見て、マスターは、

「大丈夫、二冊あるから。それは、東京に戻ったら祐実に渡してくれないかな。俺の書いた『走る君を、見ていた』と一緒に」と、里夏に自分の書いたもうひとつの『走る君を、見ていた』を手渡した。

「はい、わかりました。そうします。でも、祐実さんに渡す前にマスターの『走る君を、見ていた』読んでもいいですか?」と里夏が尋ねると

「いいよ、でも。杉浦のやつの方が、甘酸っぱくて、里夏さんは好きだと思うよ」と言ってマスターは立ち上がり、テーブルの上を片付けだした。マスターの誕生日とタダユキたちの結婚記念日は、こうして終わっていった。

帰り際にマスターはタダユキにこう言い残して帰って行った。

「プールの話、あの夜の出来事は、俺も祐実も、夢だったんじゃないかって、どこかで思ってるんだ、未だに。だからずっとふたりだけの秘密にしてた。でも、祐実はなんでタダユキには話したんだろうな」と。


 東京に戻って、タダユキは里夏より先にマスターの書いた『走る君を、見ていた』を読もうと思い、里夏にどこにあるのか尋ねた。

「本当に読んでいいのかなぁ、マスターはいいって言っていたけど」と里夏はソファに体育座りをして、タダユキを見上げる。

タダユキも、そんなことをぼんやり思っていたので、しばらく黙っていた。

「そうだよね、これは祐実さんにだけ読まれるべきものかもね」

「うん、なんかそんな気がする。読まずに、祐実さんに送ろうよ。多分、祐実さんも先に連絡して届けるとか言ってしまったら受け取ってもらえないかもしれないから。でも、祐実さんは読むべきだと思うの。マスターもそのために書いたんだし、本当に読んで欲しいと思っているはずよ、祐実さんに」

「そうするよ」

 翌日すぐに、祐実さんに二つの『走る君を、見ていた』を郵送した。杉浦さんの書いた私家版とマスターが書いたもう一つの『走る君を、見ていた』を。一週間後、丁寧なお礼状とお菓子が届いた。「とても嬉しいものをありがとう」とあったので、マスターの思いは届いたのだろうと思う。タダユキも里夏も、送ってしまってからやはりマスターの『走る君を、見ていた』の内容が気になって仕方がなく、読まずに送ってしまったことを少し後悔した。


 雨の水曜日の午後、タダユキは店のカウンターに座ってあのプールの物語が動き始めるのを待った。マスターと祐実さんが二人だけの秘密にしておいたという場面から始まる物語が、この先どうなっていくのか知りたかった。程なくして、プールに浮かぶ主人公の物語は動き始め、続きを少しだけ書くことができた。




誰もいない真夜中の学校のプールに

忍び込む夢を時々見る

水泳の苦手な僕は、

優雅に泳ぐわけではなく、

ただ、ぷかぷかと浮いているだけだ

決まって月が明るく、

プールの水は透き通っていて

底のラインまで月明かりが届いている

飛び込み台に誰かが座って

白いスカートから伸びる細い足を

水にパタパタさせている

それは想いの届かなかった女の子で

彼女はすっかり大人になり

こっそりプールに忍び込んだ中学生の僕を

たしなめる

けれども口元には微かに

笑みが浮かんでいて

ただからかっているだけだということが

わかる

水泳の授業はサボるくせに

なんでプールに忍び込んでるの?と。

授業では、こんな風に

ぷかぷかしていられない。

水の中ではこうしているのが一番楽しい。

君はいつも優雅に泳いでいたね?

まるで魚のようだったよ。

そうね、もしかしたら前世は、

魚だったのかもしれないわ。

ねぇ、ひとつお願いがあるの。

あなたは、絵が上手だったわよね。

私を描いてほしいの。

でも、今の私ではなくて

あなたと同じ中学生の私を。

よく覚えているでしょ?私のこと。

その記憶の中の私でいいわ。

大人になってしまった

今の私のことは忘れて。

だって、大人になるとどうしても、

ずるい顔になってしまうから。

仕方のないことなの、生きていくためには。

あなたもきっと、そうなるわ、ずるい顔に。

だから、そうなる前のあなたに、

そうなる前の私を描いて欲しいの。

どう、描いてくれる?


どうして大人になったあの子が、僕にそんなことを頼むのか事情がよくわからなくて、

僕は混乱する。夢はまだ続いていく。


もし、描いてくれたら、

私はあなたに泳ぎを教える。

だって、前世は魚だったかもしれないから、誰よりも上手く教えられるはずよ。

はっきり言って、そんな風に

ぷかぷかしているより、

クロールで泳いだ方が、きもちいいわよ。

そうしたら授業もサボる必要ないし、

クロールをするあなたを見たら、

中学生の私はあなたを

振らなかったかもしれないわ。

どう?素敵な提案じゃない?

きみは、その絵をどうするの?

そうね、毎日一番眼に付く場所に飾るわ。

そして、眺めるの、もうこれ以上

ずるい大人にならないようにね。

そんなにずるいの?

ちょっと自分では嫌になるくらい。

そんな風には見えないけど?

それが大人というものよ。

そうなんだ。わかった、描くよ。

中学生の君でいいんだね。

ありがとう。出来上がったら教えて。

クロールを教えにまたここに来るわ。

了解。

もし、クロールが出来たら

君は僕と付き合ってくれるのかな?

それは、今の私にはわからない。

中学生の私に、もう一度告白してみて。

ずるいな、やっぱり、君は。


いつも夢はそこで終わる。




自宅に帰り、ようやく物語が動き始めたことを里夏に伝えようと二階のリビングに上がると、里夏は、寝息を立ててソファで眠っていた。その寝顔を見ながらタダユキは「きっかけは外から来るけど、結末は自分で決めるんだよ」というマスターの言葉を思い出していた。再び物語の続きを書きはじめようと、タダユキは試しに自分の部屋の机に向かってみた。しばらくすると、物語は動き始め、タダユキ自身の言葉が流れ出した。もう、店のカウンターに座らなくても大丈夫、そして結末は自分で決めることが出来ると思えた。





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あとがき


当初は、サイトウタダユキと里夏のその後の話を書くつもりでしたが、

書き始めてみるとマスターの過去が多く語られる内容になりました。

理由は、冒頭で杉浦さんの死について書いたことに起因しています。

はじめに、で書いた通り、物語はフィクションですが、

様々なエピソードは実際にカフェや身の回りで起こった出来事が

きっかけで書かれています。

今回は、近しい人の死について自分の中で整理をしたいという気持ちが

あったことで、物語がこういう形になっていったのだと思っています。

こうして書くことで少しだけ気持ちが和らいだような気がしています。

でも、本当のところ、この世を去った人に届ける言葉はないのかもしれませんが。


今後の予定ですが、

今回の『季節のリレー』に絡んで、二つの物語を書きました。

一つは、作中に出てくる『走る君を、見ていた』。

これは、書かれている通り、中学校が舞台のお話です。

もう一つは、最後にタダユキが書き始めた、

プールに浮かんでいるシーンから始まる物語です。

タイトルはまだ未定ですが。

どちらも、完成していますので、

順次、このサイトでアップしていきます。

また、お付き合いいただけると嬉しいです。


cafeイカニカ

平井康二














by ikanika | 2017-07-29 00:24 | Comments(0)


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